数馬分校記念館(かずまぶんこうきねんかん)|東京都檜原村 MAP

数馬分校記念館は、東京都檜原村数馬に位置する歴史的な建物で、かつての小学校校舎を保存・公開しています。この校舎は1959年(昭和34年)に建設され、1999年(平成10年)の閉校まで使用されていました。

明治7年(1874年)、明治政府の学校制度により、本宿の吉祥寺で行われていた寺子屋が檜原小学校の本校となり、村内に6つの分校が設置されました。数馬地区では、第3分校として現在の場所にあった寺院「宝積寺」を仮校舎にして「正心小学校」が開校しました。その後、数度の改称や統廃合を経て、最終的には「檜原小学校数馬分校」となり、125年の歴史を刻みました。

閉校後、校舎は「数馬分校記念館」として保存され、土・日・祝日の9:30~15:30に一般公開されています。館内には、当時の教室や備品がそのまま残されており、訪れる人々に懐かしさと郷愁を感じさせます。

アクセスは、「数馬」バス停から徒歩約5分、蛇の湯温泉たから荘前の道を登った先にあります。入館は無料で、事前予約は不要です。ただし、臨時休館となる日もありますので、訪問前に最新情報を確認することをおすすめします。





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